IT企業の理想と現実

IT関連会社への就職を希望していてやっと念願がかなって希望の職につくことができました。
しかし実際に働いてみると理想はどんどん崩れ、想像以上に大変な仕事である事を実感します。
簡単にやめることも悔しいので何とか頑張っているけれどやっぱり辛い、なんて話を良く聞きます。

私も実は以前ネット通販関係の仕事に就職したことがあります。
未経験で知識も全くなかったのですが、マーケティングについての知識と実績をかっていただき就職することができました。
マーケティングに関しては自分でも自信があったのですが、いざ入社してみると作業的なものばかりでした。
1年くらいはこれが続くのだろうと自分でも思っていたので、今のうちにネット通販の勉強をしておこうと考えていました。

しかし変化は急に訪れました。1ヶ月も働いたところで「じゃあコンテンツをつくってもらおうか」とひとことでした。コンテンツって何?というくらい知識のない私に与えられたのは新商品のコンテンツを全て1人でつくることです。
他に情報は一切もらえず、しかも期限は驚きの1週間です。
言われた瞬間に無理だと思いました。先ほども言った通り、マーケティングに自信があったというのも以前の会社ではIT関係ではなく、のんびりした会社だったので自分のペースで半年だったり1年かけて作り上げたものがほとんどでした。
ホームページも自分で作成しましたが、それも確か半年くらいはかかりました。
IT関係では早さが大切だということを思い知らされた経験でした。これじゃ駄目だと思ったら今すぐにでも変更するくらいの速さが必要なのですね。
自分の自信は何だったのだろうと恥ずかしく思いました。もちろん出来る限りのことはやって1週間後にコンテンツの提案をしましたが案の定お話しになりませんでした。

女性ばかりの職場でのんびりとしたイメージで楽しく仕事をする気持ちで入社しましたが現実は全く違うということを感じさせられました。
それでもくいついていくか、または自分の道を新たに探すかは自身で決めることですよね。